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だめちゅんにっき

12月1日(日)

まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜 #10「わたしの好きなもの」

まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜 #10「わたしの好きなもの」唐突な、あまりに唐突な日常の終焉。それは他愛無い日常がどれほど大切かということに気付かされる機会でもある。まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜 #10「わたしの好きなもの」。

まほろを我が物としようとするメフリス教授の企みによって、フェルドランスとともに優を捕らえるみなわ。廃墟と化す美里家。スラッシュとぐりを残し、まほろは管理者の目的が自分自身であることを承知の上、管理者の施設へ一人のりこむ。

まほろ、みなわの最も大切な物が、フラッシュバックする。まほろを捕らえれば、心を与えてもらえると信ずるみなわ。369 との約束を守ろうとしながらも、最後にはまほろを助ける道を選ぶ。自分にとって一番大切な物を、自分の心に従って選んだ結果である。その葛藤こそみなわの心が健全である証であろう。

帰りたい、あの家に、あの人たちのところに…。「かえりみち」のメロディーにのせて次々と蘇る記憶とともに、まほろの意識は遠のいてしまう。自分の父親がヴェスパーの司令であり、その命を奪ったのはまほろだということ、その事実を突き付けられながらも、落下するまほろを身を挺して救おうとする優。

それぞれが自分の最も大切な物を守ろうと戦う、そこにまほろまてぃっくの本質はある。そしてそれは決して特別な物ではないということ。自分にも日常を送る期限があったとしても、今のような生き方を選んでしまうだろうか。

12/1 @560

12月2日(月)

熱血電波倶楽部 #22

熱血電波倶楽部 #22熱血電波倶楽部 #22。#22 ですよ、ええのんか、こんなことやってて。

陸上防衛隊まおちゃん「幸せを防衛しよう」。かごめ先生のお見合い話。常に真実を見抜くしるびぃちゃんがちょっと面白いのと、かごめ先生の「あうえうぅ〜」と、ええと…、もうないや。

残り3話でどう落とすのかなー。次回「ごめんね、みーくん」も普通のエピソードっぽいし。今、一番やってほしいのは、最後まで何も明らかにしないで、いきなり終わっちゃって「あうえうぅ〜」でしめる、というやつ。

朝霧の巫女「終末序詞」。ヤガレナを降ろすには器が小さいという菊里ちゃん。柚子たちに正体がばれてしまったのに、放っとかれるというのはどうなんかな。こっちは残り3話で柚子と菊里ちゃんと尋とのお話を巫女委員会を絡めて描くのか、こまさんの存在とか核にしていくのか…。

それよか、柚子っちが頬染め場面なのに、全然頬染めないことのほうが問題。

12/1 @700

DVD「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」

あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグHyperJOY に「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」OP「Dearest」が配信されたのがつい先月のこと。Dearest 狂いのうちとしてはもう狂喜乱舞したい気持ちを押さえつけて、しっとりとカラオケを楽しんでいたのだが、やはり湧き上がってくる欲求は如何ともし難かった。ということでいまさらながら、DVD「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」[1]〜[5]を購入。

個人的には、この作品は“今世紀最高の頬染めアニメ”である。いや、他人に配慮しているふりをしながら、その実、単なる反論ブロックである“個人的には”などという消極的な言葉を使ってはならん。“誰が何と言おうと”に代えさせていただく…ってこれも反論ブロックワードですNE!

冒頭の数話を観直せば、すぐにオンエア時の思い出が蘇ってくる。そしてそれは常に「Dearest」とともにあったのだ。OP のみならず、劇中、最高のタイミングでかかる「Dearest」。DVD 付属のブックレットによれば、この曲をかけるタイミングは何度も試行錯誤しながら、最高の位置を計った結果によるものだということだ。その試みは完全に成功していて、「Dearest」を聴くとアニメ放映時の想い出を通り越して、自分自身の学生時代の想い出すら蘇ってくるのである。甘いのも苦いのもあって複雑だが、気持ちがいい。

うちは村下孝蔵に特別な思い入れがあったわけではなかったから(「初恋」が好きだったのと、裕木奈江に曲を提供していたのを知っていた程度)、「Dearest」のカバー元の曲も、その曲が作られた経緯も知らなかったのだが、それはそれでよかったと思える。

写真は青鞜三ノ宮学院の卒業アルバムを模した DVD ケース(第5巻初回特典)。これを自分自身の卒業アルバムと同じように本棚に並べちゃえば、もう自分の想い出にしてしまえそうだ。

12/2 @156

小説「ギャラクシーエンジェル1」

小説「ギャラクシーエンジェル1」無軌道な展開が許されるのは、バックボーンがしっかりと軌道に乗っているからなのかもしれない。小説「ギャラクシーエンジェル1」。

水野良の文章がちょっと懐かしかった。中学生時代によくこの人の作品を読んでいたのだが、もう14年ほど前になるのだろうか。当時、ロードス島戦記の OVA の発売イベントで、草尾毅とか冬馬由美とかと一緒に、安田均や水野良も来ていて、うちは何の迷いもなく二人のおっさんの出待ちをして握手したという思い出がある。で、14年前のおっさんは今やじじぃじゃねえか、と思ったけど、そうでもないのね。コミック版もそうなのだが、ドタバタがなくても楽しいし、それなりにSF考証もされていて世界観がまとまっている。

こりゃ、PCゲームのほうもやらないとまずいなーと思って、試しに体験版をダウンロードしてみたら全然動かず。やっぱ FV24 のオンボードビデオじゃ無理だよねぇ。PCI ×1 しかないしー、かといって箱を変えちゃうと、今度はメモリも CPU も買い替えないといけないしー。

こりは、Xbox 版にしといた方が、本体込みでも安上がり…。くすん。

12/2 @553

12月3日(火)

ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス[4]

ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス[4]安定しているなんて言葉で片付けたくはないが、期待どおり、あるいは期待以上のものを当然のように連発してくる。DVD「ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス[4]」。

ウェダと保険医もグゥの手にかかれば簡単に赤ちゃんに戻ってしまう。両親への不満を漏らすハレに、親を赤ちゃんから育て直せ、とすすめるグゥ。しかし、苦労してるのは自分だけで、ウェダに赤ちゃんが産まれてきたら全部自分で背負うことになるんだ…と悲観するハレに、グゥは「成長のあとが見えんな」とたしなめる。

「ハレは気付いてないやもしれんが、周りがハレにすべてをさせようとしているのではない。ハレが勝手にすべてを一人でしようとしているのだ。子育てはゲームではない、生身の人間が相手だ。自分一人でもがいてどうする。どうせ誰も解ってくれないだと?助けてくれ、手伝ってくれとなぜ口に出さん。伝えずして解ってくれだなんて、それこそ勝手な話だと思わんか」

そ、そうだよ…。そうなんだよ。何でも一人で抱え込んでいてはいけないんだよね。伝える努力をしないといけないんだよね…。

12/2 @759

ガンスリンガー・ガール[1]

ガンスリンガー・ガール[1]救われない話の中で輝く幼い狙撃手たち。ガンスリンガー・ガール[1]。

身障者を引き取って機械の体(義体)を与え“条件付け”と呼ばれる洗脳を施すことによって、政府のための汚れた仕事を請け負わせる組織、公益法人社会福祉公社。

とある一家惨殺事件の生き残りであり、両親の死体の隣で一晩中暴行をうけて体がボロボロになってしまった少女ヘンリエッタも、その義体の一人である。条件付けも、体改造も、子供の方がしやすいということだから、こういう救いのない話がうまれてしまう。

それぞれの義体と、仕事のパートナーである保護者との関係がまた切ない。条件付けの結果、保護者に愛情を持ってしまう義体たち。純粋であるがゆえに、従順で、時にそれは歪んだものにもなってしまう。

ヘンリエッタはじめ、女の子がめちゃめちゃかわいい(のが辛い)。ヘンリエッタはプレゼントに手帳とカメラを贈られて喜ぶけれど、「ヘンリエッタは、最近忘れっぽいからね」と添えられる言葉。条件付けや修理のために投与される“薬”によって、記憶障害を起こしていることを示すために、日常の会話の端々に出てくる悲しい描写の一つである。

12/3 @372

ジャングルはいつもハレのちグゥデラックススペシャルCD ジャングル通信デラックス

ジャングルはいつもハレのちグゥデラックススペシャルCD ジャングル通信デラックスちょ、ちょっと面白すぎる。「ジャングルはいつもハレのちグゥデラックススペシャルCD ジャングル通信デラックス」って長っ(ハレ風に)。

CD の帯に「みなの者、聴くがよい」と書いてあるから買ったのだ。CD をセットして再生。そしたら「さっそく聴いているな。ヒマ人め」と、冒頭からいきなりグゥ様に蹴飛ばされます。のみならず世のオタは身なりから何からけちょんけちょんにけなされます。はうん。いったいどういう理屈で、CD を買った人を貶めなければならないのか。

続いて、保険医の相談コーナー。お客は…ハレ…と思いきや愛河里花子かよ!「事務所変わろうと思って…」って、そんなこと CD ドラマで相談すんのかよ!うひー、みたいな感じで気づいた時には聴き終わってました。

12/3 @556

12月4日(水)

キディ・グレイド #8「Fobidden / Instrument〜禁断〜」

キディ・グレイド #8GOTT の隠された顔。GOTT を操る外部からの腕によるものなのか。いや、むしろ覆い被さる食による影なのか。それとも…。キディ・グレイド #8「Fobidden / Instrument〜禁断〜」。

このレベルのお話を、事も無げに、いつも通りに打ち出してくるすごさ。高密度、高圧縮で、しかも重層的。GOTT が一枚岩でないということは周知のことなので、トゥイードゥルディ、トゥイードゥルダムのコンビと、エクちゃんリュミちゃんとの任務ブッキングには驚かなかったけれども、今回はさらにもう一枚のカードが混ざっていた。甘くない。

局長の謎の行動にも、さらなる黒幕の存在を感じさせる場面もあったりで、気が抜けない。それに対して、アームブラストの存在がここにきて急に小さくなって、局長のほうが断然立場が強そうなのだ。

アームブラストでミスリードしておいて、決定的に手のひらを返した今回のストーリー。卓越した構成と、それを描く後藤監督の手腕を信頼したい。ちびリュミでハートキャッチも忘れない、余裕の展開。伝説乱造中。

12/4 @200

12月5日(木)

シスター・プリンセス Re Pure #10「運命の赤い糸/鞠絵」

シスター・プリンセス Re Pure #10「運命の赤い糸/鞠絵」茜差す日の暮れゆけば 術を無み千度嘆きて恋つつぞ居る。ただ思っているだけでは足りない。行動して初めて想いには力が宿り、それを現実のものとする。シスター・プリンセス Re Pure #10「運命の赤い糸/鞠絵」。

irc #dameTunes で、淫売だの、売女だの騒ぎながら楽しく観ました。「すごくかっこよかったんだよ」と春歌のなぎなたを見て楽しそうに話す雛子たん。Re Pure だからって、ちゃんとした立ち回りを期待してはいけませんか。先週の後半の春歌を受けて、恐ろしく優雅ななぎなたで流れるような演舞をちゃんと描いてくれたら最高だったのに。

お兄様のポケットにラブレターを発見する咲耶。ここからが本領発揮。ラブレターの相手が近寄れないようにお兄様をぴったりフィットでブロック作戦発動。お兄様が起きる前から部屋に忍び込む徹底ぶり。さすがだ。

赤い糸の伝説を持ち出す→自分と結ばれているのはお兄様だと告白してハートキャッチ→プレゼントのマフラーを渡す→一緒のマフラーで寄り添う、という咲耶シナリオは、最初のところでつまずいてしまう。「咲耶ちゃん、好きな人ができたんだ」って、うそーん。泣きながらお兄様のもとを走り去る咲耶。しかしプレゼントを押し付けて、伏線を張ることは忘れません。

追ってきたお兄様にマフラーをかけられても、お兄様は鈍感なのね、と咲耶シナリオへの再導入を促す。ようやく気づいたお兄様が自分の首にもマフラーを巻いて、ぴったり寄り添ってハッピーエンド。想いが強ければ、それは必ず現実になるのだ。めでたし、めでたし。

と思いきや、「今度、家に遊びに来て。もちろんお泊りね♥」と、次回のシナリオへのフラグをたてちゃいました。さっすがー。

後半は、鞠絵の臨死体験です NE!。もうちょっとで三途の川を…

なるほどクン

はぁ、すいません。

12/5 @348

12月7日(土)

M1 面白し

M1ファミコンの音楽ファイル再生は Audio Overload が有名だが、同じ作者によるアーケードゲームのミュージックプレイヤーであらせられる M1 が v0.7.1 になっていた。

これは、まめな人たちの持っている ROM ファイルからサウンドだけ再生するというソフトである。ゲーム内では尺の都合で全フレーズ聴けなかったりする曲(たまにありますねぃ)とかも、ずーっとループさせておいたりできるのだ。ドラゴンセイバーの「水没都市」とか、スーパーハングオンの「Outride A Crisis」とか、ずーっとかけまくり。

PSG とか FM 音源って、時々聴くと妙に心が安らぐけれども、それはゲーム以外には楽しみがなかったようで実はそうじゃなかったあの頃の記憶が蘇るからだよね。

12/6 @944

12月9日(月)

piano #4「快活に〜con allegrezza〜」

piano #4「快活に〜con allegrezza〜」友達の優希ちゃんは誕生日が夏休み中。だけど、この夏はちょうどその日が部活の登校日で3年生も陣中見舞いに来るとかで陸上部の先輩に会えるのだ。陸上部の先輩に告白すると決意する優希ちゃん。プレゼントを買いにいった美雨も、CD ショップで高橋先輩に出会って…。あれ、なんか慌ただしいですよ。どうも詰め込みすぎな気がしてしまう。piano #4「快活に〜con allegrezza〜」。

先週の月曜日の放送だったのだが、CS の電波の受信不良でちゃんと録画できてなかったので、結局土曜日深夜の再放送に頼った。地上波と違って繰り返し放送してくれるから、録り逃しても何とかなるところがうれしい。

美雨のほうも、自作曲を来年の春の発表会で件の自作曲を披露するように白川先生に言われる。この発表会がクライマックスになるのかな。感情がまだまだ希薄だし、いまいち悩んでいるのかいないのかわからないし、意志があるようで流されやすいしで、ふらふらな美雨ちゃんだけど、来年の春までにはもうちょっと自分らしくできるようになっているのかな。

決して口には出さないけれども、小さな心の揺れがピアノの弦には伝わっているのか、白川先生はその音で美雨の心情を読み取っている。美雨の自分でも気付かないほどの心の揺れ。その、もっと大きな振幅を見てみたいのです。

12/8 @928

さらば Capty

PixeDVキャプチャ環境として9ヶ月近く使ってきた Mac の Capty TV をやめて、Windows での録画に戻ろうと思い、MTV2200SX を買うことにした。Capty にこれといって不満があるわけではないのだが、冬は環境変更の季節なのだから仕方ない。

ところで、Capty TV 付属ソフトウェアの PixeDV は、OS X 10.2 以降で不具合が生じていた。このソフトウェアは常に全画面表示という破綻したインターフェイスを持っているのだが、Cmd+Tabで別のアプリに切り替えた後 PixeDV に戻ってくると、メニューバーが消えずに残ってしまい、その下にボタンが隠れてしまって押せなくなってしまうのだ。

もう使わなくなってしまうソフトなので、日記に残しておく意味もないかもしれないが、誰かが助かるかもしれないので Tips を。メニューバーを消してボタンを有効にしたい時は、フルキーボードアクセスを ON にするのがよい。F2でメニューバーを選択し、ESC でキャンセルする。そのときにメニューバーが消えてくれるのだ。

12/9 @168

超重神グラヴィオン #9「遠い抱擁」#10「亀裂」

超重神グラヴィオン #9「遠い抱擁」#10「亀裂」「グラヴィオンで戦っていればきっといつか会える時が来る」と語るエイジの姉、アヤカ。超重神グラヴィオン #9「遠い抱擁」#10「亀裂」。

アヤカの消えた西の塔にミヅキとともに侵入したエイジは、そこでアヤカのイメージを見る。「準備はいいか、アヤカ」とのサンドマンの声に、こわばった声で答えるアヤカ。なぜにグラヴィオンで戦っていれば会えるのか。まさかグラヴィオンのなかに生きてるとか言い出さないよねぇ…。

謎を提示する一方で、使徒の数が全然足りないのでグラヴィオンが引き立たない。こういうのはくどいくらいに合体変形を繰り返して、そりゃないだろってくらい大味な必殺技を繰り返して、一度くらいは完膚なきまでに叩きのめされて、パワーアップして復活するとかさぁ…。そういう王道を踏襲するには回数が足りなすぎるのね。

来週で終わり。はやっ。この風呂敷はきれいにたためるのだろうか。

12/9 @416

12月10日(火)

灰羽連盟 #8「鳥」/#9「井戸・再生・謎掛け」

灰羽連盟 #8「鳥」/#9「井戸・再生・謎掛け」鳥の姿をしているけど、ずっと昔、どこかでわたし、あなたを知っていた気がする。なんかすごいことになってきた。灰羽連盟 #8「鳥」/#9「井戸・再生・謎掛け」。

自分が灰羽になった理由、自分はここにいてもいいのだろうか、そもそも灰羽って何なんだ。いや、私なんてここにいないほうがいい、いっそ消えてしまったほうがいい。堂々回りの鬱スパイラル。危険だよ、危険だよ、とドロッセルマイヤーだったら叫ぶところだ。まるで熱にうなされるかのように頭から離れないラッカの苦悩。

一夜で2話放送するときもグラヴィオンとかと違っていて、前半の ED と後半の OP を省略してくれている。その分、尺が長くなるので、2話放送もちょっとうれしい。脚本のかなりの部分が登場人物の内面の表現に当てられていて、それが直接観る者の心に染み込んでくる。録画環境固有のホワイトノイズさえ、灰羽世界の空気の音に感じられてしまうほどに、引き込まれてしまうのだ。

クウとの別れを知らせてくれた鳥。再び鳥の鳴き声に引き寄せられてラッカは西の森へと足を踏み入れる。森の奥深く、井戸の底に見つけた鳥の死骸。話師との出会い。この世界に降り立った時の自分の夢、灰羽としての自分、灰羽になるまえの自分、すべてが鳥というキーワードのもとで、一つになろうとしている。しかし、まだラッカはその謎掛けに答えられそうもない。

重ねて、レキの苦悩が描かれる。救われるラッカと、救われないレキ。ラッカの前途にはもう一つ乗り越えなければならない、悲しい試練がありそうだ。

12/9 @808

まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜 #11「願い、桜色」

まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜 #11「願い、桜色」「あ…、お姉ちゃんのひよこだ…」。うわぁん、もう何も失いたくない。まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜 #11「願い、桜色」。

全てが明かされ、全てを受け入れ…。いや、限りある命については明かさず、しかし無意識のうちにそれを受け入れて。これまで優くんを争奪してきた面々(ちづちゃんまでもが参戦!)が、まほろさんと優をまとめちゃおうとしちゃうのも、それを察してのことなのか。

緋立暗黒武闘祭りの優勝者であるまほろさんに贈られた温泉宿泊券で、みんなで温泉に。みなわちゃんのお別れも兼ねて、いよいよ本当のクライマックス前夜といったところか。優と一緒に温泉に入り、初めて美里家に来た日のようにやさしく優を抱きしめる。しかし、その想いはまほろ自身驚きを隠せないほどに、別の物に変わってしまっていた。優のために残された時間を役立てようという願いは、知らぬ間に優とともに過ごしたい、幸せになりたいと願うようになっていた。

何百年もの間、永遠とも思えるほどの年月を経て咲き続けてきた桜の大樹を前にして、まほろは自らの有限なる命を嘆く。「死にたくない…」。機能停止まで UNKNOWN となったまほろの願いが、本当に叶ってほしいと自分も素直に願ってしまう。

12/10 @159

2002年11月下旬のちぃたん日記